2018年3月23日記
3日前の3月20日に「スマートフォンのセキュリティ」に関する動画を公開しました。
元ネタは「GigaZiNE」さんが3月16日に掲載していたもので、
読んだまんまなんですが、簡単にまとめると
・特定のメーカーが発売した端末から「マルウェア」が発見された
・その内容はユーザーの許諾を得ないで広告を表示するもの
・マルウェアが混入した状態で出荷された端末は500万台近く
・中国・杭州の販売代理店から発売された端末がその半数を占める
・表示された広告収入は過去10日だけで約1,200万円以上と推測される
・端末をメーカー別で見ると「HUAWEI」がダントツで多い
という感じです。
これはメーカーの問題というより、販売代理店の問題だと思いますが、HUAWEI製端末を使っていると身からすると気持ちのいい話題ではありません。動画内では、私が所有している端末にマルウェアがインストールされていないかのチェックまで行いました。
メーカー側が仕掛けたものではないようなので、日本に流通している(並行輸入でない)端末は問題なさそうですが、Huaweiさんは以前から色々と問題が指摘されているメーカなので気になるところです。
今年に入ってから、
米議会ではHuawei、ZTE端末の使用を禁止される法案が上程されたり、
FBIやCIAが同様の端末を使わないよう勧告したりして、
両社のスマートフォンなどの製品(恐らくルーターなども含めていると思われます)が中国政府による情報収集活動に利用されることを懸念しています。
米・中の「貿易戦争」と見る向きもありますが、いずれにせよ米情報機関や政府は相当の危機感を持っているようです。
一方日本では、日本年金機構が管理する500万人分の個人情報が、中国の業者に再委託されてしまうという感じで、相変わらずほのぼのとしています。
私としては、セキュリティに関するこれらの問題について、
ナーバースになり過ぎず、ルーズにもなり過ぎず
というスタンスで取り組みたいと考えていますが、主にスマートフォンをご紹介するチャンネルを運営する以上、一度注意喚起の意味を含めて動画にまとめておきたいと思った次第です。
ある種センセーショナルな内容なだけに「ちょっと荒れるかな?」と思いましたが、本日現在高評価70、低評価6と一つの記事として冷静に受け止めて頂けているようです。
頂いたコメントの中にはミスリードを誘発するものもありましたが、対応策などを教えて頂けたりして「視聴者様に恵まれているチャンネル」であることを実感しています。
今後とも一方的にならない動画作成を心がけたいと思いますので、チャンネル登録がまだの方は是非チャンネル登録のうえご視聴ください<(_ _)>
では、また!
※ご注意ください:本ブログに記載している事項や価格は個人的に調査した内容ですので、間違いやその後の変更等がある可能性がございます。当ブログでは記事内容を保証致しません。対象商品のご購入を検討される際は、必ずご自身でメーカーやサービス提供企業の公式HP等をご確認の上ご判断ください。また私が行った検証内容を再現される際には、必ず自己責任で実施頂きますようお願い致します。