YouTubeコメント欄は百花繚乱

2018年3月27日記

この記事を書き始めてから2週間以上が経過してしまいましたが、頭のなかで少し整理出来たので、最後まで書き上げて公開したいと思います。

そして、お読みいただいている方にはどうでもいい事なんですが、自分自身が忘れないために(それがこのブログの本旨ではありますが)記しておくと、実はこの記事は当初書き上げきれずに、以下の記事に派生あるいは昇華したものでもあります。 

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上記記事では私が動画をやりたい理由や、最終的に目指したい方向性などをまとめましたが、これは「一日24時間というの限られた資源」というあたりから分岐したものです。さて、本稿に戻る。

 

YouTubeコメント欄は百花繚乱

本ブログ記事のタイトルで用いた「百花繚乱」とは、「色々な花が咲き乱れること。転じて、秀でた人物が多く出て、優れた立派な業績が一時期にたくさん現れること」(goo辞書より)を意味しますが、ここではさらに転じさせて「いい意味でも悪い意味でも色々な人がいるよね」という一種の揶揄として用いています。

 

コメント欄について思うこと、ことアンチ的或いは荒らし的なコメントに関しては、以前にも記事にしていますが↓ 

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こういった、

なんの参考にもならない否定的なコメントをする人達、

「コメントを書く、残す、という私から見れば無駄な時間を費やす人達の心理」

についてざっくり言うと、

自分自身が納得するためだけの、自分自身に向けたコメントであり

それにより

コメントを書くことで自分自身が溜飲を下げ、精神の安定を図っているに過ぎない

とし、

これらのことから、私自身も

「リスクをとっている人に対し、そのリスクをとってもいない自分がイチャモンをつけることがないよう、安易な批判をしないよう気を付ける」

とまとめました。

 

私自身は、他の投稿者さんの動画にコメントすることがそもそも少なかったのと、イチャモンを付けたくなる動画があれば見なくなるはずなので、人様の動画にイチャモンを付けるも何もないのですが、実生活ではこの訓戒はとても役立ったと思います。

多かれ少なかれ、そして相手を傷付けるつもりはなかったとしても「安易な批判」は知らず知らずのうちにやっているものです。

 

尚、私の動画にはこの一か月で相当数のコメントを頂きました。

そのほとんどが励まし(と勝手に思っているものも含め)や、提案や要望で、それらをヒントに数本の動画を作成させて頂きました。本当にありがたい。

否定的なコメントも「なるほどそういう風に捉えるのか」「そこに疑問を持つんだね」といったように、「なるほど」という新鮮な驚きを含めて受け止めることが多く、時間的な制約を除いて意識的にスルーしたコメントは少なかった印象です。

 

スルーしたコメントの中にも目を引いたり、印象に残ったものがあります。

「スマホを3台も使ってアホ」といったような、

「私の環境」が「普通と違うこと」へのネガティブな意見です。

この意見に対しては「そうでしょう、アホでしょう」と同意はできます。

普通、スマホなんて1台あれば充分なんですから。

でも同時に「あなたと私の仕事の環境は違うでしょう」とも思います。私の場合3台のスマホを使いこなしているかはともかく、使うことで、仕事の生産性が劇的に変わるのです。もちろん複数台使う事でのデメリットもありますが、差し引きすると凄いプラスになっています。

冒頭で触れた「24時間」、

時間は数量的に買うことはできませんが、便利な機器を購入することで、副次的に時間効率を上げることは出来るのです。私が便利(そうな)ガジェットが大好きな理由がここにあります。

こういったご意見、というか非難的な反応は「Galaxy Note 8」をレビューした時にも多くありました。例えばこの端末での私の主な用途は「メモ」だとご紹介した際に返ってきた、

「メモをするために10万円もするスマホを買うなんて馬鹿じゃないか」

といったような反応です。

そうだと思いますよ、普通の環境であれば。メモ用紙を使えば十分です。

普通の環境であれば。

でも、私の仕事の環境は普通ではありません

このメモ機能を使うことにより私の仕事はとても捗りました。ミスも減りました。

「あなたにとってはバカなことでも、私にとっては10万円以上の価値がある」のです。

そして、同じような使い方とまでは行かなくても、この「メモ」機能について関心がある方にその善し悪しが伝われば、という思いで動画を作ったのです。

何が言いたいかというと、

「自分と違う」「普通と違う」ことをしている相手を非難したって

意味がないということです。

 

自分と違うこと恐れる必要はない

「スマートフォンを頻繁に購入」しようが「仮想通貨で損」をしようが「同じガジェットを何度も売ったり買ったり」しようが、自己資金で自己責任の範囲で商取引をしている限り、非難したってしょうがない。動画にすると波及効果が凄まじいので「悪影響」という伝家の宝刀をかざす人もいると思いますが、「法令違反」や「重大な過失」、「極度に不安を煽る」動画でなければ許容範囲は割と広いのではないでしょうか。

他人の行動から「自分ならどうするか」と思うのは勝手ですし、反面教師にしてもいいと思いますが、実際に行動に移しているその人を晒すのは不要です。ネットという安全地帯で、何もしていないコメント主が、行動を起こしている投稿者にマウントを取ったつもりになって精神の安寧を図れているのだとしたら、ある意味羨ましい。

 

「自分がそういことをしない」と言うのは自由です。

でも自分の責任で行動している人を「馬鹿にする」のはナンセンスです。

普通の人がしないことをしてくれるなんて

      凄いエンターテインメントじゃないか。

と私は思いますし、私はそのような他の方の動画をちょっとわくわくしながら視聴させてもらっています。

誰に迷惑をかけることもなく、(もしかしたら家族には迷惑をかけているかもしれませんが)身銭を切って「自分のやりたいことをしている」のです。面白いと感じないのであれば、次から見なければいいだけです。

 

動画投稿者がコメントする視聴者をブロックする機能があるように、視聴者がその動画投稿者をブロックする機能(あなたへのおすすめ欄に表示されないとか、チャンネルを検索しても「ブロック中」と表示されるとか)もあれば良いのにね。

 

「自分と違うこと」をしている人達をそんなに恐れる必要はないのです。

だから私は「嫌でも見てほしい」と以前記しました。自分と違うことは「最初不快」でも、見慣れてくると自分の日常に溶け込み、慣れてくることもあるからです。

 

「自分だったらこうする」これは意見として有難い。

でも「だからそうしないあなたはバカ」という理論は「同調圧力の強い」日本ならではの感情(最早理論ですらなく)のような気がしています。広い意味での精神疾患ではないかと。

自分が普通であることの埋没感から焦ったり、他者を非難し自分が優位に立った錯覚から安心感を得ることで精神安定を図っても仕方ないでしょう。そんな自分のダークサイドに自ら堕ちるのではなく、自分の素直な部分に光を当てればいいのに。もっと自分自身に自信を持って。

私だって動画撮影も編集もトークも知識も自信がありませんが、それでも「楽しそうだ」と感じてYouTubeで動画をアップするようになりました。そこから得るものは計り知れません。でも「だからやらない奴はバカ」とは思いません。

 

自分がどう思うか、どう行動するかは自由、そして「他人が何をするか」は、更にその人の自由なのです。

 

個人の自由とは「公共の福祉に反しない」とい大前提がありますから、これらの自由も「公序良俗」に反しないという制約の範疇にあることは言わずもがなですし、それぞれ生い立ちが違うように、置かれた環境が違うことも大前提となります。

 

コメントを放置すべきか規制すべきか

私は、批判的・アンチ的・荒らし的コメントも後から冷静にリファレンス出来るように基本的にはスルーで放置するようにしてきましたが、ある人にこう言われました「あなたの動画を好きで見ている人は、放置されたアンチコメントを読んで、嫌な、不快な気持ちになるのではないか」と。

う~ん。これは盲点でした。確かにチャンネル登録者が増えるにしたがって、応援してくださる方も増えているようです。私は耐性が強いのであまり気にならないようなコメントも、他の方が目にすると不快な気持ちになるかもしれません。

私がアップしたとある動画で「下手なんだからうまくなってからプレイしろ」というコメントが書き込まれました。このコメントに対し私は、我ながら面白い返答をしたつもりでいましたが、恐らく私を応援してくださっているであろう視聴者様から「アンチコメント対応は我々がやるから、投稿者はアンチをスルーした方が良い」と複数ご指摘頂きました。

自分としては面白く返したつもりでいて、そのコメントをご覧頂いた皆さんにも、コメントをした方にも笑ってもらおうとしたんですが、そうとうは判断されず「ムキになって返答した」と思われてしまったようです。

自分のギャグセンスの劣化に一抹の不安を覚えました(笑)

そしていつの間にか「不自由な身になってしまったなぁ」と苦笑いしつつも、好意として頂戴したご意見に従うようにしました。

YouTubeは自由な場所。これは間違いないのですが、コミュニティが形成されると実社会の縮図になるのだなぁと感じています。それを寂しいとみるか、当然なこととして、自分が主導的にコミュニティの方向性を決められると前向きにとらえるか。

こういったことに煩わしさを感じ、コメント欄を閉じるという方もいらっしゃるようですが、それは様々な可能性を潰すようでちょっとMOTTAINAI。私のチャンネルが育った一因はコメント欄に寄せられた要望や、頂いたご提案にあることは間違いないのです

いずれにせよ、頂いたコメントを原則フリーにしておくのは限界がありそうです。

例えば概要欄にコメントポリシーを記載してみようかと思います。

「皆様のご要望やご提案、ご意見を参考にさせて頂きます!

 お気軽にコメントください!

 尚、以下のようなコメントについては削除及びブロックする場合がございます

 ので、ご了承ください。」

・対象に拘わらず、第三者が不快と感じる侮蔑的なコメント

・公序良俗に反するコメント

この「屈辱」や「不快」も人によって感覚が違うので、判断が難しいところですが、まぁ、すべての人に概要欄をご覧頂けるわけでもないので、とりあえず次回アップする動画から記載していみたいと思います。

 

泥縄式で変化しながら改善して行きたいと思います。

 

動画をご覧頂いた、すべての方に幸多からんことを願って。

 

 

では、また!

 

 

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