これからYouTubeをはじめようと思っている方へのちょっとしたアドバイス~その5「どこに目線を合わせるのか」

2018年7月25~31日記

さて、本稿5回目の更新は、約2ヶ月ぶりとなりました。

YouTubeチャンネル登録者数1万人を目指す私の「もがき」を戦略として体系立ててみようという、とても私的な試みですが、皆様のおかげで1万人については達成することが出来ました。

ただ、思ってた通りというか、

特に何も変わらないわけで、

(※実際は少し変わっているのだと思いますが、今は意識的に感じないようにもしています)

次の大台、チャンネル登録者2万人が達成出来るよう、更なる「もがき」を続けたいと思います。

お付き合い頂けると幸甚です。

 

私が「もがき」と何度も書いているので、視聴者さんの中には「そんなに辛い思いして楽しいの?」「投稿者が楽しんでこそ視聴者も増えるのでは」というようなコメントも頂くのですが、これは言葉の綾というもので、曇りなく正直とっても楽しいです!と言えます。

個人的には、

もがくからこそ楽しいのだと思っています。

私が楽しいと感じることは、好きなガジェットを弄る事と、

「戦略を立て、実行しその結果を検証する」という一連の流れです。

戦略通りにコトが進めば快感ですし、たとえ失敗しても「次はこうしてみよう!」という新たな戦略が生まれてくるので、毎日が刺激的です。そしてこれらの事はとても効果的に仕事(本業)にも波及しています。

 

もはやサド、マゾの世界かもしれません(笑)

 

本稿では上記のような、これまで頂いた、私のYouTubeへの取り組みに対するコメントやご質問への回答とともに、先日交わした友人との会話から感じたことを記させて頂きます。

 

その前に、これまで本稿で触れてきたことのまとめです。

Previously On Zuki的Blog

①収益化という視点でYouTubeを見ていく。

②YouTubeの収益性を高めるためにマーケティング発想を持ち込む。

③マーケティング発想だけだと持続出来ないので、楽しむことを前提にする。

④配信側がやりたい事と、視聴者が見たいものは得てして違う事を認識する。

⑤視聴者の目線ばかり考えると「仕事」になってしまうのでバランスが大事。

⑥目標はチャンネル登録者数1万人。

⑦価値ある情報でなければ収益が生まれない。

⑧価値ある情報とは何かを考える。

⑨登録者1,000人を超えるためにチャンネルの存在を知ってもらう。

⑩動画は質なのか量なのか。間違いなく「量は質を凌駕するもの」

⑪量、つまり継続性を意識する。

⑫YouTube活動における一番の資源は時間。

⑬チャンネルをどの様に発展させていくかのプランを立てる。

以上が「その1、その2、その3、その4」で記した事のざっくりまとめです。

より詳細にご確認頂く場合は、以下の記事をご一読ください。

2つの番外編も合わせてお読みいただけるとよりご理解頂けるかもしれません。

 

www.hyzuki.com

 

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<番外編>

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YouTubeは事業の一つだが、柱にするにはリスクが高い

前回、本稿第4回目で「私はYouTubeを事業として取り組もうと考えた」と記したことから、「ZukiさんはYouTubeを仕事として捉えているの?」或いは「仕事にしたいの?」というご質問を頂きました。

確かに6月の収入についてはちょっと今まででは考えられない金額になりましたし、今月についてもそこそこ格好がつく金額で落着しそうです。ただし、これは事業として資本を投下した結果なので、私が目標とする金額的水準を恒常的に黒字計上するには、もう少し時間がかかると思います。

YouTubeが自分の仕事になるのであれば、それはそれでとても素敵なことだと思いますが、個人的にはトップYoutuberにでもならない限り、YouTubeを収入の柱として考えるのはとても危険なことだと感じています。

YouTube或いはYouTube的な広告宣伝収入を目的とした媒体、それ自体はこれからしばらく、そしてまだまだ拡大期にあるでしょうから、媒体そのものの「オワコン化」を心配しているわけではありません。

YouTubeを収入の柱にするということは、生殺与奪件をYouTubeに預けてしまうことと同義語です。YouTubeの判断次第でどうにでもなる状態に身を置く事が、とても危険だと考えているわけです。

YouTubeを私の考える水準で黒字化できたら、次に考えるべきは、広告収入がなくとも、更に突っ込んで言うとYouTubeから広告を剥がされたとしても、YouTube或いはそれに似たプラットフォームを通じて収益を発生させる仕組みです。これについては来季の課題として取り組みたいと思っています。

 

 

YouTube投稿者たる友人と会話して再確認したこと

以前にも触れましたが、同時期(2017年10月頃)にYouTubeを始めた友人が数人います。「たとえ有名になっても、お互いのチャンネル紹介はしない」というルールを決めてスタートしましたので、チャンネル名等は伏せますが、先週そのうちの一人と久しぶりに飲んで来ました。色々と話す中で、私自身の目線を再確認出来ました。

 

単純に言うと、どこを見てYouTubeをやっているかという点です。

友人は自身と他のYouTuberという視点でYouTubeに取り組んでいると感じました。

私は、自身と視聴者さんという視点でYouTubeに取り組んでいます。

※私が定義する視聴者さんとは、広義の意味での視聴者さんで、所謂サイレントマジョリティーを指します。

 

どいうことかというと、友人はたくさんのYouTube動画を見ていて、とても詳しく、評論もすごいのです。そしてライブなどを通じてコミュニケーションを図ることに喜びを感じているようでした。動画の内容もYouTuberに関することやYouTubeのチャンネル運営に関するものが多いのが特徴です。

これに対し、私はほとんどYouTube動画を見ていません。そして、ほとんどの動画投稿者、YouTuberに対し興味を持っていませんw

いや、もう少し柔らかく言うと、興味はあっても動画を見る時間がないのです。

仕事と家族と動画投稿。これでほとんどいっぱいいっぱい。いつも視聴させて頂いているチャンネルは両手で足りる程度。

これまで何人かの動画投稿者さんとコミュニケーションを取らせて頂き、それはとても楽しかったので、これからも親睦を深めさせて頂きたいと思っていますが、それも動画投稿をしていればこそなので、優先順位としては視聴より投稿になります。

 

どちらがいいか。

これは当然、色々な動画やチャンネルを視聴した方がいいに決まっています。

良い演奏者は、良い聴衆でもあるといいます。

良い動画を作りたければ、良い視聴者になって、色々な動画を見るべきです。そうすることで、自分の動画にも好影響を与えるはずです。

自分がそうしないのは、以前説明した「時間」の使い方の問題になります。私は時間が取れないので、限られた動画しかチェック出来ません。割り切るしかないといってもよいでしょう。

 

ただ、それは外的要因に過ぎないとも考えます。より重要なのは内的要因です

YouTuber同士の交流や、YouTubeの運営方法や考え方というのは、多くの視聴者さん、私が想定する視聴者さんにとっては興味のないことのはずです。チャンネル登録者数が10万を超えるようなYouTuberさん同士であれば、交流自体ががコンテンツにもなると思いますが、登録者数1万程度の動画投稿者同士が交流しているだけの動画であれば、多くの視聴者さんは喜ばない、つまり視聴しないはずです。

 

以前も似たような事を書きました。こういう話をすると決まって「そんなことはない、自分は視聴者としてそういう動画を見るのが楽しい」と主張される方が現れるのですが、私は確率の話をしていて、対象はサイレントマジョリティーです。

以前にも記した通り、動画再生回数が伸びれば、それは視聴者さんに喜んで頂けている動画であり、逆に平均視聴回数を大幅に下回る動画であれば、求められていないコンテンツであると判断できます。私はそういった判断をしています。

これは一側面からしか捉えていないことですが、絶対的な事実でもあります。

ここで誤解が無いようにさらに記すと、視聴回数が下回る動画を出してはいけないのではなく、それ=「現時点では求められていないこと」を理解している事が大事なのです。

 

必ず原因は内にあります。

原因は外に求めるのではなく、内に求めるものです。

 

なので、友人と最終的に合致できないのが、

「自分が楽しいことをしているのに、なぜ再生回数が伸びないのか、登録者数が増えないのか」という点です。

 

私は「自分が楽しい事=視聴者が楽しい事」ではない。と、持論を展開しますが「そんなことはないはずだ」「多くのYouTuberはそうやって有名になっている」となって、そこから先に進みません。

「楽しむだけなら数字は気にするな」「おっさんが楽しそうに自分語りしているのを見て、楽しいと思う人など、そういないよ」と言うと「それでも一定のファン層がついている」と返され、振出しに戻ります(苦笑)

 

どの道程が正しいかを現時点で判断することはできませんが、私はチャンネル登録者数や視聴回数を気にするならば、

①視聴者さんが何を求めているのかを考える必要があり、

②自分が楽しいだけの独りよがりにならないように気を付ける。

ことが動画作成では大事だと思っています。

そして、仲間内で楽しむことはとてもいいのですが、それだけではシュリンクしていくだけとも感じています。

 

仕事をしていると、取り組んでいるマーケットがシュリンクしているのではないか?という危機感を常に持ちます。

 

趣味であれば、そんな危機感を持つ必要はないと思いますが、収益を上げたいと考えるならば、自分の行為がシュリンクを呼ぶ行為につながっていないか、を考えるべきだと思います。後から気が付いたのでは遅く、 

やるべき事とやりたい事は一致しないのが常なのです。

 

そこでYouTubeでの私の視点を再確認すると、

①自分が楽しむことを大前提としつつ、

②視聴者さんが見て楽しんだり役立てて頂ける動画をアップしたい。

そのうえで

③色々な投稿者さんと意見交換したい。

そして、次の展開として、それらのバランスを保って収益を上げつつ、

④広告収益のみに頼らない、新たな収益システムを構築してみたい。

ということになります。

 

そして最終的には、

ふざけていたいw

 

 

尻切れトンボですが、今月はここでお時間となりました。

自分自身、書き切れていない気がするので、続きはなるべく早く更新したいと思います。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

 

では、また!

 

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