ドンキに学ぶマーケティング発想その1~動画の印象はタイトルとサムネで決まる

2018年12月13日記

早いもので12月もそろそろ折り返し、平成最後の大晦日がやってきます。

仕事は相変わらず忙しくも順調で、プライベートでは家族との時間を大切にしつつYouTube活動にいそしんでいるので、削られるのはおのずと睡眠時間。体調不良がいっこうに改善されないのも「睡眠不足のせい」とわかっちゃいるけどやめられないのが動画投稿です。

何事も命あっての物種なので、そろそろ本気で養生しなければ、と思いつつもやっぱり楽しく時間を割いてしまいます。YouTubeという大きな業界単位で見れば、大海の小舟はおろかプカリと浮かぶ落ち葉にもならない自分のチャンネルですが、自分の想定からすると現在大健闘中で、順調だから楽しいというのもありますが、それ以上に楽しいのがマーケティングの勉強になるという点です。

 

特にドン・キホーテさんの企画力・販売戦略はとても参考になります。

 

▽12月7日に発売開始、12月8日に公開した新ドンキPCの動画もまもなく20万再生

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一週間待たずして20万再生到達と言っても、もちろん凄い人たち(YouTuber)に比べれば大したことない数字ですが、私にとっては自分が出したもので10万回以上再生される動画には勉強すべきところ、参考にすべき箇所がたくさんあります。

もちろん失敗から学ぶことも多いですが、自分のレベルであれば、成功事例を真似していく方が遥かに勉強になります。

今年6月に公開したドンキPCタブレットの開封動画は本日現在91.5万再生&ドンキWatchも含めたドンキ関連動画を合計すると約170万再生以上!ということで、当チャンネルの総再生数の凡そ19%を占めています。 

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ある分野のシェアを高め過ぎないのが経営を安定させる基本ですが、自分からするとドンキ関連動画の総再生回数シェアが「20%以下」に抑えられているのが不思議なくらい印象が深い、即ちこれらの動画から勉強させてもらっています。

 

二つのサムネイルをご覧頂ければお分かりの通り、6月公開のタブレット版ドンキPCの動画ヒットにあやかり、今回の動画(ストイックドンキPC無我)も、タブレット版にかなり似せたサムネイルとしました。

これにより今回「あの時(6月)の、あなたか!?」と言ったコメントも多くいただきました。

 

昨年夏ぐらいまでは「サムネイルなんて作るのメンドイ」と思っていて、YouTubeが自動で提案してくる動画内のワンショットの中からそれっぽいのを選んで済ませてきたわけですが、それでは「視聴者さんに選んでもらえない」ということが徐々に分かってきたので、昨年10月からスタートしたYouTube取り組み方改革の一環として、極力サムネイルを作るようにしています。

そして、急成長中の自作PC&DIY系YouTuberヨシダヨシオさんが呟いていらっしゃる通り、、、 

 

この一年で「動画はタイトルとサムネイルが重要ということを痛感」しました。

 

※このブログでは定説の様に唱えていますが「知っているということと、理解しているということは、天地ほどに違」います。そして、理解とは往々にして実体験が備わった時に深まります。私はサムネが大事であることを以前から知ってはいましたが、この一年間の実践を通じ、ようやく理解できたわけです。

 

平素ブログをお読み頂いている方ならお分かりの通り、理屈っぽい私の性格上、どうしても「説明っぽいサムネ」「説明っぽいタイトル」にしてしまうのですが「ごちゃごちゃしたサムネやタイトル」は間違いなく視聴者から敬遠されます。

如何に端的な表現を用いて、視聴者の興味を引くサムネやタイトルにするか。動画を作る前にその辺りの着地点がイメージ出来ていると、よく再生される動画に育つ可能性が高く、その辺りが自分自身しっくりこなければ、再生回数は思った以上に伸びません。

 

ドンキPCの場合、往年のファーストガンダムのシャアの名セリフを引用することで、「19,800円のパソコンがどれくらい動くのか」という興味を視聴者さんから引き出せたのが、再生回数増加の一助になったのだと思います。

私以外にも所謂ドンキPCを扱っている、紹介しているYouTuberさんは多くいらっしゃると思いますが、私と同程度の~当時でいうとチャンネル登録者数1万人以下~投稿者さんの中で、私より動画づくりや動画内での説明が上手くても、より再生されている方はいらっしゃらないのでは無いかと思うのです。

商品はお金さえ払えば誰でも購入できます。でも、それを単純に紹介するだけでは、視聴者に選ばれる動画、再生される動画にはならないということです。

この辺りが、私がYouTubeに取り組んでいる中での最大の発見であり、実際の仕事にも効果的にフィードバック出来ていることです。

 

如何にわかりやすく表現し、動画に興味を持ってもらえるか。

もちろん視聴維持率の向上など、より専門的なSEO的施策も大事ですが、ヨシダさんがおっしゃる通り、動画の内容以上にサムネとタイトルが最初にありきです。

人(動画)の印象は見た目が9割なのです。

動画の内容ではなく、その印象で選ばれるのは確かに苦痛ではありますが、事実である以上避けて通れない道です。

 

ということで、今回はドン・キホーテから学ぶ「動画の印象」は何で決まるのか?にスポットを当てました。

 

次回は冒頭で触れた、ドン・キホーテさんの企画力・販売戦略からお勉強したいと思います。

 

ここまでお読みいただきありがとうございました!

では、また!

 

▽チャンネル登録もオニャシャス

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