2017年12月25日記→12月27日追記
宮崎あおいちゃん可愛いよねぇ。
昔付き合っていた彼女が篤姫を演じていた頃のあおいちゃんに似ていて・・・
そんな昔話はともかく、岡田准一さんと宮崎あおいさんが入籍されたという報道が先日あり、本当はクリスマスカードをイブに届けてファンに報告する予定だったものが、誤配送により23日に到着してしまったとの続報もあり、
「あぁ、配送会社も大変だなぁ、責任問題かなぁ」などと思っていたら、嫁さんが「ちょっと嫌だよね」と言うので「配送会社も年の瀬で大変なんだよ、ただでさえ残業が多いとBlack扱いされるご時世だから」と返すと
「ちがくて、クリスマスイブに届けるという神経が」
「私がファンだったら嫌な気持ちになるなぁ」
とファンでもないのに口をとがらせていました。「なるほどね」と言ってその場を収めつつ、「女心は幾つになってもわかんねぇな」と思っていたら、はてなブログで話題になっている記事が目に入り・・・
嫁さんが言わんとしていたことを端的に表現しているブログ記事で文章も上手なので、妙に腑に落ちました。これがファン心理かと。
俳優岡田准一とアイドル岡田准一は違うものだと言われればなるほどその通りで、自分の場合、SPや永遠の0、軍師官兵衛で演じる岡田さんは大好きでも、アイドルとして彼を見たことはありませんでした。ならばその逆も然り。
そして、「自担」といういわゆるジャニーズ用語があることも初めて知りました。
ブログの主beardsley_v6さんに共感を覚え始めたころ、反論記事もアップされ、こちらも話題になったようなので一読しました。
なるほど、こちらの意見も仰る通り。
※2017年12月27日追記ーーーー
どちらのブログも記事を削除されたようです。
ーーーーここまで
世の中は多様な意見で出来ていて、より多様性がある方が健全であると個人的には思っています。
そして、ネット社会が進めば進むほど多様化は進み、同時にマニアックになり、それと反比例するように大衆性は減り、広く言えば国民全員が共通して何かに思い入れるということも少なくなっていくのでしょう。「自担」という私のようなおじさんからするとマニアックな言葉が、ある世界では共通言語になっている事もその証左だと思います。
多様性が進むことで逆に物事に対する寛容さも減っていくのかもしれません。不寛容な空気は嫌いですが、それも更なる多様性を許容するための一里塚と思えば意見を戦わせて疲弊するのもありだと思います。一つの方向に意見が流れそうになることに抗うというのは、大変ですがとても大事なことです。記事を書かれたお二人ともそれぞれ反対意見があることを尊重しつつも、譲れない一線があったため文字にしたのだと思います。
ネットという不特定多数に向けて自分の意見を発表できる場があって本当に良かったと思いますし、多様性のある社会には不可欠なインフラであるとも思います。
ただし、文字だけのやり取りは相手の顔が見えない分、冷酷にそして感情的になるものです。YouTubeのコメント欄などで見る誹謗中傷のラリーは目も当てられません。これは多様性の一歩手前、匿名性が理性という箍を外したことで起きる現象だと思っています。では匿名だから箍を外したまま、ネットで好き勝手言いっぱなしでいれるかというとそうでもありません。
捨て垢から誹謗中傷をしていたら、相手が精神的苦痛の診断書を取って訴え、裁判所から仮処分命令が出て、Twitter社からログイン情報が提供され、それをもとにIPを元にプロバイダから個人情報が提供され、リアル訴訟沙汰に…という状況をまさに処理してる最中で、しかもこれが1つ2つじゃないという…。
— Kuzunoha (@kuzunoha_ff) 2017年12月25日
「YouTubeのコメント欄に見る多様性と秘匿性」という論文を提出しようとしていた(どこに??)矢先に、岡田准一さんの結婚発表をめぐる二つの意見が記事になっていたので、触れてみました。
仮にゴールを設定するのなら、人として理性そして道徳心を持ち、違う意見を許容できる広い心を兼ね備えることが、次の社会に生きる我々には求められるのだと思います。
その先にある多様な社会こそ、目指すべき未来ではないでしょうか。
取り留めない話にお付き合い頂きありがとうございました。
では、また!