冬の注目スマートフォン「AQUOS zero」の購入コストを計算してみる

2018年10月16日記

秋冬スマートフォンの新モデル、個人的に超注目のAQUOS zeroの取り扱いが発表されました。スペック等詳細は以下のメーカー公式ページにてご確認くださいm(__)m

www.sharp.co.jp

 

シャープが突如発表したAQUOSの新しいモデルとなる(AQUOSのフラッグシップモデルは“R”シリーズ)この端末、ご存知の方も多いと思いますが、現時点でSIMフリーモデルの発売は予定されず、取り扱うのは大手キャリアのソフトバンク一択

www.softbank.jp

 

つまり、この端末を使いたい方は、ソフトバンクと契約するしかないのです。

これって、独占禁止法違反じゃね?

独占禁止法 - Wikipedia

 

大手キャリアも他社と差別化するのに苦慮していて、大変なのは凄く分かりますが、三社ほぼ横並びの料金体系(通信料金)でいる以上、端末供給が1社に独占発売されてしまうと、ユーザーにとって不利益になることこのうえなし。(HUAWEI P20PROもdocomo一択でした)

そうなると、違法と知ってか知らずか、技適認証されていない(と思われる)海外版を使う方が増えると思われ

「それで本当にいいんでしょうかねぇ、総務省さん、、」

 

と泣き言を言ってみても、ソフトバンクとシャープの戦略は現時点では違法でもなんでもなく、ソフトバンク以外のユーザーがどうしてもこの端末を使いたければ、通信会社をソフトバンクに乗り換えるしかありません。

※せめて、半年以内にSIMフリー版も出す等の案内があればね・・・

 

近隣のソフトバンクショップのへ赴き、途中解除料や月々料金の最大と最小を確認しようとしましたが、対応してくれた店員さんでは要領を得なかったので(解約前提とは言え契約する意思はあるので、一応こちらはお客さんとの認識でおります。決して偉くないけどね)、便利なソフトバンクの公式HPの料金シミュレーターで、鉛筆舐め舐め料金を計算してみましょう。 

www.softbank.jp

 

<2年縛り契約時>

通話基本料金1,500円

ウェブ使用料300円

データ定額ミニモンスター2,480円

1年お得割り▼1,000円

契約解除料9,500円

上記は、本体代金以外にソフトバンクに支払う金額になります。

1年お得割りは月満了時に割り引かれるはずなので、考慮しない方が良いと思います。以上で事務手数料3,000円を含んだ金額としては、

3,000円+1,500円+300円+2,480円+9,500円=16,780円(別途税)

消費税を含むと18,122円を購入コストとしてソフトバンクに支払う必要があります。

 

<2年縛り無し契約時>

通話基本料金3,900円

ウェブ使用料300円

データ定額ミニモンスター2,480円

2年契約縛り無しの場合、毎月の本体割引が効くようですが、これも即解約なら考慮しない方がいいでしょう。一番の違いは契約解除料金が発生しない点です。

以上で事務手数料3,000円を含んだ金額としては、

3,000円+3,900円+300円+2,480円=9,680円。税込みだと10,454円になります。

 

解約前提の2年縛り無し契約の場合、基本料金は高くなりますが、契約解除料がかからないので、単純に言うとこの差額分安くなる計算です。ちなみにこの解除料を通話料金で割り戻して試算すると4ヶ月以上使って解約(4ヶ月以上契約を維持)するなら、2年縛りあり契約の方がお得になります。※契約形態による損益分岐点。

 

<SIMロック解除について>

ソフトバンクのHPには以下のような記載があります。

SIMロック解除機能を搭載した製品

  • 2015年5月以降に発売された機種(SIMロック解除機能を搭載したものに限ります)のSIMロック解除は、購入日(当社システムにて記録されている販売日など)より101日目以降の場合に受付可能です。
  • 以下3つの条件すべてに当てはまる場合は、機種購入日から100日以内の場合でもSIMロック解除の手続きが可能です。
    1. 2017年12月1日(金)以降に、機種変更前の対象回線でSIMロック解除を行ったことがあること
    2. 前回のSIMロック解除受付日から101日目以降であること
    3. 前回のSIMロック解除を行った機種が2015年5月以降に発売された機種であること
  • 製品の分割支払金/賦払金を一括精算した場合や、製品を一括購入された場合は、機種購入日から100日以内でも受付可能です(ただし、一部の一括販売キャンペーンで購入された製品の場合、SIMロック解除をお断りする場合があります)。
  • 解約済み製品のSIMロック解除のお手続き可能期間は、解約後90日以内となります。また、解約済み製品のSIMロック解除のお手続きは、契約されていたご本人さま限り可能です。
  • 安心遠隔ロックなど製品の機能を制限するサービスをご利用の場合は、これらのサービスを解除後にお手続きをさせていただきます。
  • 対象の製品に故障や水濡れがある場合は、SIMロック解除のお手続きができません。故障修理などが完了してからのお手続きとなります。
  • ネットワーク利用制限製品については、解除のお手続きをすることができません。
  • 対象の製品を契約されていたご本人さまに限り可能です。
  • 他社へのりかえ(MNP)または、ワイモバイルへ番号移行(MNP契約)し、ご利用中の携帯電話機器を継続利用される場合は、のりかえ(MNP)や番号移行(MNP契約)の転出手続き前に必ずSIMロック解除を実施してください。のりかえ(MNP)や番号移行(MNP契約)転出後のSIMロック解除は、ソフトバンクショップのみでのお手続き(有料)となります。

www.softbank.jp

 

上記、赤文字部分を読むと既存契約回線でないとできないの?となりますが、その下の青文字部分を読むと一括購入した場合は100日以内でもSIMロック解除できるとありますので、極端に言えば当日でもSIMロック解除できるはずです。

 

さて、本体価格はまだ発表されていませんが、12月上旬以降に発売される予定の本端末。

商売上手なソフトバンクさんのことですから、えらくふっかけた値段を提示してくるものと予想しています。

※本ブログ記載の価格やシミュレーションはいつも以上の机上の空論ですので、実際の契約などは販売店の親切な店員さんにご相談ください。この情報を鵜呑みにするのは危険です。

 

では、本体代金+プレミア代金を払ってまで購入すべきか??

それとも素直にソフトバンク回線で運用すべきか??

 

菅官房長官殿、相談に乗ってください!!!

 

では、また!

 

       ※ご注意ください:本ブログに記載している事項や価格は個人的に調査した内容ですので、間違いやその後の変更等がある可能性がございます。当ブログでは記事内容を保証致しません。対象商品のご購入を検討される際は、必ずご自身でメーカーやサービス提供企業の公式HP等をご確認の上ご判断ください。また私が行った検証内容を再現される際には、必ず自己責任で実施頂きますようお願い致します。実施頂いた結果について、本ブログでは一切の責任を負いませんのでご注意ください。