2018年5月17日記
昨日に続いて、夏のスマートフォンGalaxys9/s9+はdocomo・auどちらで契約すべきかを、本日は料金プランという視点で比較したいと思います。
↓昨日の記事はこちら
参考にしている料金プランは、それぞれのキャリアのWeb・オンライン価格となります。シミュレーションサイトは末尾にリンクがあります。
昨日も触れましたが、スマートフォンの契約は契約される方の環境により、つまりその方が何を求めるかによって、選択すべきプランが随分と変わってきますので、ここでは一旦、一番普遍的と思われるサンプルの定義をしたいと思います。
サンプル
①通話料金を気にしたくない方(定額通話し放題)
②自宅にwifi回線があるので、データ容量は月5GB程度あれば足りる方
③2年間契約をする(次の機種変は2年以上先)
④その他
新規契約で、機種の下取りはなし、固定回線割引・若者割引なども考慮しません。
押し売りなしで、出来るだけシンプルに考えたいと思います。
購入端末は、恐らく明日私が購入しているであろう
Galaxys9+で(苦笑)計算します。
1.docomoカケホーダイプラン
端末代金:4,644円×24回
月々サポート:-1,944円
カケホーダイプラン(24時間国内通話定額):2,916円
データパックM(5GB):5,400円
ネット接続料:324円
月額合計:11,340円になります。
2.auデータ定額・LTEプラン(カケホ)
端末代金:4,680円×24回
毎月割(月々サポート):-2,016円
カケホ(24時間国内通話定額):2,916円
データパック5(5GB):5,400円
ネット接続料:324円
月額合計:11,304円になります。
3.auピタットプラン(カケホ)
端末代金:4,680円×24回
毎月割(月々サポート):なし
auピタットプラン(24時間国内通話定額&データ5GB計算):7,480円
アップグレードプログラムEX:なし
ビックニュースキャンペーン(24回均し):-500円
月額合計:11,660円になります。
どのプランもほとんど代わり映えしないですね。
3.ピタットプランが少し割高になりました。
最安プランは、2.auの定額データ・LTEプランで、1.docomoのプランに比べると
2年間で864円ほどお安くなります。う~ん(苦笑)
上記プランを元に
「①’通話は受けるばかりなので通話定額不要」
方向けのプランにすると
1a.10,562円(但し、月のデータ容量上限は5GB→20GB)
2a.10,152円(但し、月のデータ容量上限は5GB→7GB)
3a.10,080円(但し、月のデータ容量上限は5GB→20GB)
ここで、少し差がついてきました。
データ容量をどう考えるかによりますが、20GBに揃えようとすると、
2a.の場合、国内通話が1回5分以内無料になるスーパーカケホにすることでデータ容量20GBも選択できるようになります。
但し、1a.に比べ5分無料通話プラン分月額料金も高くなってしまい月額合計11,304円となります。
3a.が一番安くなりました。このプランを、データ容量を20GBのまま国内通話かけ放題に変更すると、3b.月額合計11,700円のフラットプラン(auフラットプラン20)になります。
つまり、3.のピタットプランに月額40円負担するだけで、データ容量の上限が5GB→20GBに大幅アップされるわけです。
なんでそんなことが起こるか?理由は結構単純明快で、3.のピタットプランは
「月々使うデータ容量の変動が激しい方向け」
用に設計されているからです。
ほぼ毎月データを10GB以上使うなら、3b.フラットプランで契約してしまった方がお得ですし、月によってデータ使用量がマチマチだったり、1GB行かない事が多い方であれば、月額の最低料金を8,938円に抑えられるピタットプランの方がお得です。
この辺りが、昨日の記事で「auのプランは複雑怪奇」と表現した所以なのですが、フラットだのピタットだの、似たようなネーミングからもそういった印象を持ってしまいます。まぁ、あくまで私の印象ですが。
ただし、良い言い方をすれば
選択肢がたくさんあるのがauのプランとも言えます。
さてここまでで、
一番安いプランが3a.のauフラットプラン20(シンプル)
となりました。
それでも1万円オーバーです。高いよ、高すぎるよ。
では、単純に最安プランを探っていきましょう。
auの場合、2.の定額プランをもう少しいじると、、、
4.au最安プラン
カケホ:2,916円
データ定額(2GB):3,780円
ネット接続料:324円
端末代金:4,680円
毎月割:-2,016円
月額合計:9,684円にすることが可能です。
この最安プランは、通話はたくさんするけどデータはあまり使わない方向けのプランです。
質問:通話はほどほど、5分通話無料で充分なのでもっと安くできない?
→5分通話無料の「スーパーカケホ」にすると、データ定額1GB=月額3,132円も選択できるようになり「カケホとデータ2GB分」との差額1,728円分が安くなるかと思いきや、スーパーカケホだと毎月割が適用されなくなるので、2,016円-1,728円と逆に288円高くなってしまいます。
質問:それでは、通話無料にならない従量制のプランにしたら安くなる?
→それは2a.のプランです(苦笑)。
つまり毎月割は適用されるものの、データ容量は7GB固定になる分割高になります。
auでとりあえず月額料金を抑えて契約したい場合は、4.のプランが一番安そうです。
では、docomoはどうか?
docomoの場合
「5分通話無料(カケホーダイライト)+データ最低2GB(Sパック)」
を選択しても月々サポート(毎月割)が適用されます!
つまり、
5.docomo最安プラン
カケホーダイライト:1,836円
データSパック2GB:3,780円
ネット接続料:324円
端末代金:4,644円
毎月割:-1,944円
月額合計:8,640円にすることが可能です。
結論
:Galaxy s9+の最安プラン→
「docomoのカケホーダイライト+データSパック」
質問:
でも、auのピタットプランなら月額最安4,868円になるみたいだけど・・・?
はい、前回触れた「アップグレードプログラム」のなせる数字上のマジックです(個人的には否定的なプログラムなので、ちょっと表現がどぎついw)。
アップグレードプログラムがどんな方にお得になり、どんな方には不向きなのかについては、次回触れたいと思います。
ちなみに、私が契約する予定のプランはdocomoのシェアパックプランなので、端末代金を含めても月額4,622円の負担増になる計算です。
(実際は端末一括支払いにする予定なので、月額にすると-22円になります)
各キャリアのシミュレーションサイトは以下のリンク先からどうぞ。
では、また!
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