2018年12月18日記
昨日、今年最後の定例YouTubeLiveにご参加頂いた皆様、誠にありがとうございました。時間的に視聴できない方も多いと思いますが、アーカイブを残しておりますので、お時間があるときに是非ご視聴くださいm(__)m
さて、先週私が公開した動画の中で想像していた以上に視聴されているのが、HUAWEI問題に関連する動画で「docomoに聞いてみた」という内容です。
この手の「問い合わせ動画」は何度かやっていて、昨年もGalaxyNote8の仕様についてdocomoに問い合わせしたわけですが、今回はより大きなニュースになっている事から、世間の関心も強い様で現時点で20万再生を超えています。
元のニュースはこちらです↓
与党関係者の話として「政府がファーウェイの製品を分解したところ、ハードウェアに“余計なもの”が見つかった」という報道を12月7日にFNNPRIMEが発信してから、日本においても「HUAWEI排除の流れ」が加速しています。
私は上記報道に関連して、docomoにdocomoで購入・契約したHUAWEI製P20Proは問題ないのか確認した訳ですが、その返答をかいつまんで言うと、
・社内で定めたセキュリティ面を含めた各種品質レベルを事前に確認している
・現在も安全性及び品質の確保に努めている
・今回の一部報道を理由とした返品は受けていない
・一部報道についてご心配をかけたことについて申し訳ないと思っている
というような内容になります。
もしかしたら「その報道は間違ったものです」というところまで突っ込んで回答してくれるでは?という淡い期待も持っていましたが、結果として頂いた今回の回答内容については「そりゃそうだよね」というのが率直な感想で、これが現時点でのdocomoさんの精一杯の回答(にならない回答)なのでしょう。
このブログの別記事でも以前ちらっと触れましたが、私個人の見解としては、インフラ面でのHUAWEI排除の流れを作りたかった人が思わずぽろっと「嘘ついた」のだと思っています。
もしかしたら後日しっかりとした証拠とともに「事実」として世に出るかもしれませんが、この発言が事実なのであればあるほど、今回の様にマスコミを使ってバルーン的に相手に伝えるのではなく、交渉カードとして使うのが有効的だと私は思っています。
もしかしたら、バルーンを上げたうえで交渉に入っているのかもしれません。
この報道についてHUAWEIは、14日に事実無根であると発表しました。詳細については以下のリンクをご確認ください。
「口では何ともいえる」これが現時点で双方に言えることで、ここまで政治化してしまった以上、簡単に収まる話ではないのだと思います。
動画内にはたくさんのコメントも頂いています。
評論家のように色々と書き込む方も多いのですが、コメント欄の一つの権能は「評論家を疑似体験する」ことだと思うので、それ自体については異論はなく、せっかくコメント欄をオープンにしているのですから思う存分書き込んで頂ければと思います。
ただし、所謂差別言葉等を用いて「第三者を攻撃する」「他人を馬鹿にする」コメントが多いのは厄介です。以前から述べていますが、私は「私が運営するチャンネルのコミュニティを、私が思う健全な状態に保つ」べく、ふさわしくないコメントは削除し、酷いアカウントについては適宜ブロックしています。
私は愛国者を自認していますが、それは他者を攻撃して自分を高めたり、相手を論破してエクスタシーを得るというような類のモノではありません。レッテルを貼るのは好きではありませんが、いわゆる「ネトウヨ」も「パヨク」も右と左で目指す世界は違えど、やっていることは同じです。
相手を攻撃しないと成り立たない意見そして、相手を攻撃して溜飲を下げ、小さな喜びに浸っている人達を私は嫌悪します。
これは、所謂「アンチと信者」にも言えることです。
意見を持ち、発信することはとても素晴らしい事だと思いますが、それにより他者を傷付けることはあってはなりません。どんな意見であれ、他者に対する配慮や尊重が必要です。
汚い言葉を並べ、発信した側には手が届かないと勘違いしている人を私は臆病者だと思い、それこそヘイトしてます。
今回、中華メーカーが叩かれたことで「日本メーカー復活!」などと妄想している方も多いですが、マイナスの影響を受けるのは、その日本のメーカーである可能性も高いのです。
頂いたコメントの中で、同感や共感できることも多々あります。
その一つとして
「HUAWEIは実害が出ていないけど、PayPayは実害が出ている」というコメントがありました。
上記公開した動画には、HUAWEIに関するdocomoへの質問内容とともに、PayPayの不正カード問題とLINE Payの新キャンペーン「Payトク」に関する情報も盛り込んでいます。
これは意図的に「3つの話題を並べた」わけですが、そのこちら側の意図を、上記コメントで汲み取って頂けたと感じています。
HUAWEIの実害というものを、少なくとも個人利用について周囲で聞いたことはありません。(安全保障については、実害が出てからでは遅いとは思っています)
ただ、PayPayの不正カード利用については、実害が多数報告されていて、私の周辺でも遂に被害を受けた方が現れました。
PayPayの問題については以下リンクにて確認してください
個人的には「こんな単純なことを事前に想定したり防げなかったのか」と思っていますが、PayPay自体が電話番号と紐づいているため、悪用できないと考えたのかもしれません。ただ、私でさえ10数件の電話番号を保持しているのです。悪用されるリスクを株主のソフトバンクが想定していなかったとしたら、甘いと言わざるを得ません。
動画内でもお伝えしていますが、今回不正利用される、被害を受けるリスクはPayPay利用者に限りません。
VISA、Mastercard、ヤフーカードのJCBを所有されているすべての方が被害にあう可能性があるのです。
カードが手元になくても番号さえわかれば複製できてしまうという空恐ろしい状況です。
※必要なのはクレジットカード番号・有効期限・セキュリティコードです。そしてこれまで、セキュリティコードは何回間違ってもロックが掛からず、総当たりすればいずれ突破出来てしまう状況でした。
12月に使われたカードは1月以降に請求されると思いますので、上記カードを持っている方は、PayPay利用の有無に拘わらず、必ず明細を確認しましょう。
次回はこの問題をもう少し深堀したいと思います。
PayPayは100億あげちゃうキャンペーンで拡大させたQR Code決済市場を不正利用問題で自ら市場を縮退させてしまうのが、なんともソフトバンクらしい。
— 石川 温 (@iskw226) 2018年12月16日
では、また!
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