2018年5月1日記
5月に突入しました!皆様、黄金週間をいかがお過ごしでしょうか。
私は、あまりの天気のよさにちょっと遊び疲れてグロッキー(死後)中です。
さて、このテーマも3回目となりました。
私の周辺では色々と物議を醸しだしているようですが、構わず続けます(苦笑)
Previously On Zuki的Blog
これまで触れてきたことを簡単にまとめると、
①収益化という視点でYouTubeを見ていく。
②YouTubeの収益性を高めるためにマーケティング発想を持ち込む。
③マーケティング発想だけだと持続出来ないので、楽しむことを前提にする。
④配信側がやりたい事と、視聴者が見たいものは得てして違う事を認識する。
⑤視聴者の目線ばかり考えると「仕事」になってしまうのでバランスが大事。
⑥目標はチャンネル登録者数1万人。
以上が「その1、その2」で記した事のざっくりまとめです。
より詳細にご確認頂く場合は、以下の記事をご一読ください。
くどいようですが本稿について前提を申し上げると、
・YouTubeは収益化が全てではないことを理解しつつ収益に拘ってみる。
・ガジェットをテーマにした私のチャンネルのつたない経験に基づく。
・アドバイスと銘打っているものの、実質は「私のもがき」である。
・その「もがき」を戦略論として体系化してみる。
以上がその趣旨となります。
ですので、お読みになられる方の置かれている状況によっては、まったく参考にならないことも想定されますのでご了承ください。
3.価値ある情報でなくては収益は生まれない。
前回は「やりたい事と、やるべきことは得てして違う」という点に触れました。
これをこのブログに当てはめると、
私のやりたい事→「本稿のようなYouTubeに関する自己分析」
読者様の読みたい記事→「YouTubeでお伝えしきれなかったガジェットのフォロー」
という感じになります。
当ブログはまだ収益化しておらず、YouTubeの裏話的なことを思いつくまま好き勝手書いている、まさに自分自身の備忘録、私の現在位置の確認場、現時点での思考の留置場と位置づけているので、今の所これでいいと思っていますが「収益化」=「多くの方に読んでもらう」ことを前提とした場合、もっとやり方を替えなければなりません。
あくまで前提は、より効率的な「収益」を目指す場合です。
もちろん私のこのブログの様に自分の考えや日々の出来事を、まさに日記として書いておきたいという欲求は誰しもあると思いますので、そういう趣味を否定するものではありません。ただ、心に留めておかなくてはならないのは、
「価値ある情報であればこそ、収益につながる」
ということです。
私が今日何食べたとか、仕事でこんなことを思ったとか、家族でこんなとこ行ったよ、というような、超個人的な考えや記事に元来第三者的には“なんの価値”もありません。
仮に私が有名人だったり、YouTubeでチャンネルのご登録を10万を超える程度頂いていたりするのなら、一定層のファンの方もいらっしゃると思うので、それはそれで成立するのかもしれませんが、現時点では「思うことを徒然なるままに」書いたところでなんの価値も生まれません。価値が生まれないということは収益性は0に等しいということです。
300文字程度で書けることであれば、Twitterでやるべき事と言い換えてもいいでしょう。
※「なんの価値もない」としましたが、これはあくまで私の場合です。そういった事を書き記して「価値あるモノ」に出来る方もいらっしゃると思います。
前回「やるべき事とやりたい事」とは何かを私のYouTubeチャンネルに置き換えて、
チャンネル再生回数が多い動画、つまり視聴者が求めているもの
→「スマホゲームに関する動画」
私のやりたい動画
→「スマホとガジェットに関するTipsや便利技」
と例を示し、
意訳すると「視聴回数だけを気にしていると、ノルマのように感じて自分自身がつまらなくなって継続できなくなりそうなので、自分の感情によりそう、つまり再生回数を気にしないで、ただただ自分がやりたい活動(動画作成)も行ってバランスを取っている」と現状を表現しました。
かといって、上記の「やりたい事」が自分の感情によるものだけかというと、これにはもう一つの側面があって、
スマホゲームに関する動画=再生回数に即時性がある。
ガジェットに関するTipsや便利技=再生回数に遅行性がある。
ということで、それぞれ違う性質の動画と考え自分自身で「よし」としています(苦笑)
いずれにせよ、収益性を上げる=再生回数を増加させる、には「視聴者が何を求めているか」を真摯に考える必要があります。YouTubeにせよブログにせよ自分のやりた事をただただ垂れ流しているだけでは、収益性は上がりません。(但し、自分の場合)
視聴者が求める「価値ある情報は何か」を考える必要があります。
4.チャンネル登録者数1,000人の壁
私がYouTubeを始めたころは、チャンネル登録者数が0人でも公開した動画に広告を付けられ、収益化できたと認識しています。しかし、何度かの規約改定によって、本日現在では、チャンネル登録者数が1,000人(以下1,000アカウントと同意語とします)を超えているチャンネルでないと広告が付けられない、つまり収益化できない仕様となっています。
この事はいくつかの重要な事実を示唆しています。一番重要なことは「YouTube次第」もっと言うと全ては「Google次第」だということです。当たり前のことですがYouTubeのサービスを使って収益を上げている以上、YouTubeのルールには従わなくてはなりません。理由がどうあれYouTubeから「あなたのチャンネルについては広告を付けません」と言われればそれまでです。
極端な例を書きましたが、これは大事なことです。本稿の趣旨から少し外れるのでこの件は別の機会に詳しく触れたいと思いますが「永遠の様に見えたものが決して永遠ではない」ということを理解しておくのは重要です。知っておくのではなく、理解する必要があります。
本題に戻って1000人の壁について。おかげさまで私のチャンネルは本日現在5,600人を超えるチャンネル登録を頂いていますが、1000人を超えるには相当時間がかかったと記憶しています。
また、これは次回触れたいと思いますが「YouTubeにマーケティング発想を持ち込んだ」のは、昨年の10月頃からです。その辺りからお陰様でチャンネルをご登録いただけるケースが増えました。
チャンネル登録者数を増加させるために、そしてまずは1000人を超える方にご登録頂くのに大事なのは、
チャンネルが存在していることを知ってもらうことです。
私はあまり他の方の動画を拝見しないので、ほとんどのチャンネルを把握できていない、知らないのだと思いますが、それでも最近いくつかの「継続して視聴したいと思わせてくれる」ようなチャンネルを“発見”しました。
あなたのチャンネルに興味を持つ方と出会うために一番力を入れること、それは、
動画を継続的に出し続けることです。
当たり前の事を言っているように感じるかもしれませんが、これが一番難しく、大事なことです。Twitterでつぶやくことでも広告を出すことでもありません。もちろんそれらも大事だと思いますが、一番尽力すべきは「コンテンツ」を作り続けることです。
特にYouTubeを専業として取り組んでいるのではなく、他に自身の仕事があって、その合間を縫って動画を作成している場合、かなり効率的に行動しないと継続的な活動は難しくなるはずです。
私ももちろん仕事をしつつ、趣味とその仕事へのフィードバックを兼ねてYouTube活動をしているので、是非とも同じような境遇の、専業ではない、限られた時間の中で活動される方に頑張って頂きたいと思っています。
時間的余裕がたっぷりある方。それだけで大きなアドバンテージです。頑張って動画を作ってください!
さて、動画を作成するにあたって配信側としては「動画の質(クオリティ)」が気になります。一般的に質と量の対比については「量より質」「質より量」と場面によって色々な言われ方をされると思いますが、
量は質を凌駕する
私はこれが真理だと考えています。
特に私の感覚では、チャンネル登録者数が1万人未満の場合はこのことが明確に当てはまります。
YouTubeに公開した動画をひとつの作品と捉えるなら、視聴に耐えうる芸術的で綺麗な作品を公開・提供することで、目の肥えた視聴者様に訴えたくなるのですが、これは明らかな遠回りで自己満足だと思います。
来るべき未来においてそういった動画を作成する必要はあると思いますし、前述の自分の感情=やりたい事がそれであるならば、決して否定はしませんが、その動画にかける時間を使って一本でも多くの動画を作って公開することこそ、登録者数1万人未満のチャンネル配信者がやるべき事だと思います。
この「量は質を凌駕する」は、私が新入社員に伝える最初のことでもあります。
仕事をしていくうちに自然と「質は上がって」行きます。仕事の量をこなした人間ほど、その量に比例するように次第に質も上がります。質を上げるには「量をこなしていく」しかないのです。
継続性についてもとても重要です。私は動画公開を1週間以上、できれば3日以上開けてはいけないと考えています。1日休むと3日遅れるとよく言われますが、少しでも暇があるのなら動画を作ることに頭を使うことです。
視聴者は「良く更新されるチャンネル」に集まります。
これは、仕事と同様です。
というところで、本日はお時間となりました。
私はブログに割く時間を1日1時間以内としています。
ゆえに間違いがあったり、後日読み返すと恥ずかしくなったりしますが、熟考して更新が週に一度になるより、出来るだけ毎日更新した方がよいと思っています。お付き合い頂いている読者様には平にご容赦ください。
それでは、よい黄金週間をお送りください。
では、また!
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